Argon ONE M.2 SATA SSD Raspberry Pi 4 Caseを使ったSSD駆動は、マイクロSDカードに比べてたいへん高速化され快適な動作をしてくれるのだが、私の見るところ、唯一の欠点は内蔵しているCPUを冷却するファン騒音がうるさいことです。先日紹介した記事でも追記にそのことに触れた次第です。
実際のファン騒音レベルを測定してみました。
(Before)
(写真1)CPU温度が55℃に達すると内蔵ファンが起動、Argon One M.2近くに設置したiPhoneアプリの騒音計で測定すると約50dBAあり、このレベルは約1m離れた場所でもファン騒音が確認できるというとんでもない騒音を放ってくれる(苦笑)
本日、朝から静音化をめざしてファンの取り換え作業を実施しました。
ファンは1年ほど前に購入した静音ファンが2個在庫していたのでそのうちの一個を取り換えて使用することにしました。
(写真2)左がArgon One M.2 内蔵の正規ファン、右が入れ換えた静音ファン
Argon One M.2のファン制御は内蔵プログラムで温度設定を変更できることもあり、静音ファンでも使用することに決定。
(写真3)電源端子への静音ファン結線はコネクタがないので直接半田付け
(写真4)静音ファンに取り換えた後の取り付けスナップ。静音ファンは正規品に比較して厚みが約3mm薄く、そのため底部分はナットを介して厚み補正し、さらにワッシャーをかましてビスの陥没を防止するという苦肉の策を労している(苦笑)
で、最終的に実用化したファン騒音レベルは、
(After)
(写真5)静音ファン騒音レベルは約36dBAに低下している。耳をArgon One M.2に近づけないと聴き取れない騒音レベル。ちなみにこの時の環境騒音レベルは約30dBAである。
Argon One M.2はSSD駆動用に開発された最新のRaspberry Pi 4B用のケースであり、今後は静音化したファン制御を駆使しながらより高速化したラズベリーパイを実現していきたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。
この記事へのコメント
ラズパイraba-
(写真3)電源端子への静音ファン結線はコネクタがないので直接半田付け
この半田付けのやり方について質問です。
・既存ファンのコネクタ部分が抜けないです。どのように取り外されたのでしょうか?
・
ラズパイチャレンジャー
同じくArgon ONE M.2 SATA SSD Raspberry Pi 4 Caseに静音ファンを取り付けようとしています。記事参考にさせていただきました!
(写真3)電源端子への静音ファン結線はコネクタがないので直接半田付け
この部分について質問です。
半田付けの仕方がわからず止まってしまいました。
・既存ファンがコネクタの白いパーツから抜けないです。どのように取り外されましたか?
・新規静音ファン(記事中と同じもの)のGPIOピン用の黒いコネクタの部分はどのように半田付けすれば良いのでしょうか?線を切ってしまう??
どのようにされたかアドバイスいただけますと幸いです。
かつどん
コメントありがとうございます。
>半田付けの仕方がわからず止まってしまいました。
>
>・既存ファンがコネクタの白いパーツから抜けないです。どのように取り外されましたか?
白いパーツとは、2P(赤が5V、黒がグランド)のハウジング端子のメスとオスのことですね。これを取り外すには、赤黒線をつかんでコネクタから抜く要領で強引に引き抜くだけです。(笑)
>
>・新規静音ファン(記事中と同じもの)のGPIOピン用の黒いコネクタの部分はどのように半田付けすれば良いのでしょうか?線を切ってしまう??
その通りです。黒いコネクタ部分はコネクタの根元でニッパー等で切ってください。
次に半田付けですが、写真の通り、赤が+のシルク印刷あり、黒はグランド-のシルク印刷があったかも?に半田付けで接続してください。ちなみに逆接続では回転しません。
以上です。
確実に静音化して耳につかなくなりますよ。
ご健闘をお祈りします。(笑)
うまくいったら、またコメントください。
ラズパイチャレンジャー
はんだ付けの部分がとても小さく苦労しましたが、無事に静音ファンに交換することができました。ありがとうございました。